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こんにちは。THE PARKLODGE上高地です。
2月の松本市街地はまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
冬期休業中の上高地は、深い雪の中で静かに春を待っています。
この記事では、次に上高地を訪れたときの散策がもっと楽しくなる、上高地の豆知識(トリビア)」を4つに厳選してご紹介します。
知っているだけで景色の見え方が変わります。ぜひ旅の予習にお役立てください。
上高地のシンボル・河童橋は、「なぜ河童なのか」という決定的な理由がはっきりしていません。
橋の下に河童が住んでいたというロマンあふれる説や、荷物を頭に乗せて川を渡る人々が河童に見えたという説など、さまざまな説が伝わっています。芥川龍之介の小説で有名になる前からその名があったともいわれ、歴史のミステリーを感じられます。

上高地で出会うニホンザルは、「世界でもっとも寒い場所に住む野生のサル」として知られています。
氷点下20度を下回る冬の夜は、仲間同士で体を寄せ合う「猿団子」を作って温め合います。
さらに、地域によっては川の魚を捕まえて食べる行動も見られます。過酷な環境に適応した上高地のサルたちは、見かけても近づかず、そっと見守ってください。

宝石のようなエメラルドグリーンに見える梓川の秘密は、水の透明度の高さにあります。
標高の高い場所で湧き出た水は、濁りの原因となる不純物が少なくなります。
その結果、太陽光のうち青い光が水中で反射しやすくなり、梓川は美しい青緑色に見えます。

現在は「上高地」と書きますが、その昔、この場所は神様が降り立つ聖地として「神降地(かみこうち)」と尊称されました。
その名の通り、明神池のほとりには日本アルプスの総鎮守である「穂高神社奥宮」が鎮座し、古くから信仰の対象でした。
静寂に包まれた明神池や穂高の峰々を眺めていると「ここは本当に神様がいる場所なのだ」と思ってしまいます。
上高地という単なる景勝地としてだけでなく、かつての人々が祈りを捧げた「神域」としての空気感を、ぜひ肌で感じてみてください。


おかげさまで、4月の開山から新緑の季節にかけては多くのご予約をいただき、満室に近いお日にちが増えてまいりました。春の再会を心待ちにしてくださる皆さま、ありがとうございます。
一方で、「春は予定が合わなかった」「もっと静かに上高地を歩きたい」という方におすすめなのが9月の滞在です。夏の賑わいが落ち着き、さわやかな秋風が吹き始める散策の好季節になります。サルの親子に出会える機会も多く、澄んだ空の下で梓川の青さがいっそう際立ちます。
本格的な紅葉シーズンの混雑を避けて、一足早い秋の上高地をぜひお楽しみください。