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日本屈指の山岳リゾートとして、外国人観光客にも大人気の上高地。1,500mの高地にありながら、ウォーキングコースがていねいに整備され、平らな道が続くので、雄大な自然と北アルプスの絶景を気軽に楽しめるのが最大の魅力です。
上高地のシンボル的存在・河童橋。橋の上からは穂高連峰や焼岳を望み、梓川の流れとケショウヤナギとが調和した、絵画のように美しい風景も楽しむことができます。夏や紅葉の季節には河童橋周辺に多くの観光客が訪れ、そのにぎわいは「上高地銀座」と呼ばれるほどです。
1915(大正4)年、焼岳が大噴火し、噴出した泥流によって梓川がせき止められて出現したのが「大正池」です。原生林が水没して100年以上がたった今でも所々に立ち枯れの木々が残り、水面には鏡のように穂高連峰の姿を映し出す風景が印象的。特に早朝の朝霞は必見です。
穂髙神社奥宮の境内にある、一之池と二之池からなるひょうたん形の池。明神岳からの湧水がたまってできた池で、常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結しません。池畔に遊歩道があります。毎年10月8日には「穂髙神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)」が行われます。
大正池と河童橋を結ぶ「自然研究路」の途中、原生林の中に突如として現れる田代湿原。そこに静かに佇む田代池の美しさは、日本近代登山の父、W.ウェストンにも愛されました。夏のニッコウキスゲ、晩秋の霧氷など、四季ごとに美しい景観を見せてくれます。
梓川右岸遊歩道にある湿原です。原生林に囲まれた透き通った水、立ち枯れの木、正面に見える六百山の見事な眺め…小さな湿原ながら上高地の魅力がギュッと詰まった、意外な人気スポットです。湿原に設置された展望ウッドデッキは絶好の撮影ポイント。
標高2,455mの活火山。上高地から日帰りで登れる山として、初心者をはじめ多くの登山者に親しまれています。日本百名山にも選ばれた名峰で、特に秋の色鮮やかな紅葉は圧巻の美しさ。山頂からは蛇行する梓川、槍ヶ岳・穂高連峰などを一望し、360度の大パノラマを楽しめます。
国内外のアルピニストたちの憧れをかき立てる、日本で3番目に高い奥穂高岳や、槍を天に突き上げているかのような槍ヶ岳などの秀峰連なる北アルプス。上高地から日帰りできる、初心者にも人気の焼岳から、登山の醍醐味を満喫できる縦走コースまであります。上高地は、北アルプスの登山基地ともいえるでしょう。
山に登るときは、服装や食料などの装備を整えて、事前に天候や火山情報などを十分に確認しましょう。また、自分の体力や経験を考慮して、無理のない登山計画を立てることが大切です。登山計画書の届け出を忘れずに!