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針葉樹林の中に続く木道を進んだ先に広がる幻想的で神秘的な風景の数々。
普段の上高地も素敵だけど、靄を纏った深い緑やどこまでも青く透き通った湖面の美しさに心奪われずにはいられない。
衣裳・ギア提供:株式会社モンベル
シャトルバスに乗って長く急な坂道をぬけた先に突然広がる神秘的で深い緑の世界。
これまで訪れたどの景勝地とも違う感覚。
手つかずの自然ってこういうことなんだ。
国立公園特別保護地区として特別名勝・天然記念物に指定されている上高地は、自然保護と観光が両立されている唯一の場所なんだって。
靄が立ちこめる大正池はとても幻想的で現実の世界じゃないみたい。
どこまでも透き通ったこの水は、嘘のように青く鏡のように穂高連峰を映し出していた。
大正池では風の少ない朝が、湖面に映った穂高連峰を見るチャンス。運が良ければ朝靄が発生して、より幻想的な雰囲気に。
90年も昔からこの場所は日本八景に選ばれていたんだって。
自然が生んだ奇跡的な美しさと雄大な穂高連峰の姿に思わず息をのむ。
3,000m級の険しい山々が連なった穂高連峰は、上高地のあらゆる場所からその姿を見ることができる。
鳥のさえずりがどこからともなく降り注ぎ木々のざわめきや風の音がわたしたちを包みこむ。
こんなふうに鳥の声や草花を意識したのって生まれて初めてかもしれない。
「白い妖精」とも言われ、上高地に春の訪れを告げるニリンソウ。緑色のニリンソウを見つけたら幸せになれるんだって。
神秘的な静けさが漂う明神池は穂高神社の神域として、古くは「鏡池」とも呼ばれていたみたい。
その名の通り、湖面に映えた新緑に360°包まれて
身体のすみずみまで癒されていく気がした。
突然の雨で、霧に煙る景色はとても神秘的。雨の日の上高地も素敵なんだってわかった。女の子は日焼けしないのもいいかもね(笑)
THE PARKLODGE(ザ・パークロッジ)上高地のビュッフェで好きなスイーツを選び放題の夢のような瞬間。
散策で疲れた身体に染みわたる甘さがたまらないね。
あとはお風呂に入って、お喋りして寝るだけ。ここは天国かな(笑)
薪火料理は燃え盛る炎が豪快!
だけど実はとっても繊細な調理方法で、熾火(おきび)を使って食材にじっくりと火を入れてるんだって。そのおかげで、お肉やお野菜は香ばしくてとってもジューシー♪
思い切って部屋の外に出てみる。
早朝の上高地はびっくりするほど寒いけど、清々しく澄んだ空気と静寂の中で小さな悩みなんて吹き飛んじゃうくらい圧倒的な景色に心奪われていた。
上高地ならではの朝焼け「モルゲンロート」。ただの朝焼けではなく、山の高い所に陽が当たり赤く染まる現象のことをそう呼ぶみたい。